猫街に星屑の降る夏休み/秋葉竹
むかし
しあわせえらんだときにすてたよ
この世界
美しいのはだれのせい?
貴女が問うの? 自分で問うの?
予言だが
この道は尚つづくだろう
貴女を好きな 人の果てまで
いいんです
くちおしいけど貴女には
指もふれずに 眠るつもりさ
恥ずかしく
顔も上げずにしゃべってた
惚れたら負けの 猫の子みたいね
目指さない
この目みすえて猫が啼く
こんにゃみゃんみゃで いーのかにゃー
夏の窓
ロケットよりも高い青
蝉も黙った 静止す 初キス
サラダ食べ
夜空の花火を効果とし
初恋降臨 素足で駆け寄り
花浴衣
花火大会 手を繋ぎ
天使のプランを夜空に探そう
せつなくて
線香花火を見れず空みて
星屑あふれて 流れる刹那か
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