詩作/
星丘涙
日々の暮らしの中で
言葉の海を泳ぐようになった
なにが良いのか
悪いのかわからぬまま
てきとうに
真剣に詩を紡いでいる
私という一人の男が
悩んだり
叫んだりして
右往左往している様は
どう見てもかっこいいとは思えない
私はこの海で
あっぷあっぷしている
それでも最近
たのしいと思うのはなぜだろう
詩の事は良くわからないが
この世界が好きだから
面白いから
今日も
てきとうに
真剣に詩を紡いでいる
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