果ての果てにて/倉科 然
 
最低な日々を振り返る

ビールの缶に口をつけ感傷に浸る

過去に告ぐ
過去に告ぐ

夢がない
希望がない

しかし

何もなくても生きていける
そんなくだらない勇気はある

どうせ散るなら
どうせ無に帰すなら

生にしがみつく私を許せ

過去に告ぐ
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