措辞よりも/斎藤秀雄
 
          クラフトワークで踊るための墓場。
                   詩とモチーフ。
            詩集を読みながら、マルとか
                バツとか、徴づける。

     「渋谷の街」
                  にはバツをした。
                 とたんにその詩が
                ゴミみたいに見える。
        ゴミだから素敵だという話ではなくて
                   つまんないし
                   詩的な効果が
            
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