「ぼくたちのそら」 四首/もっぷ
 
この空がずっと続くと信じてた学生時代の常夏の空


雷に打たれてしまいたいほどの失恋の日に不意討ちの雨


傘二つ隠して君を待ち伏せてカフェで二人はクリームソーダ


ごめんねと云わずにありがとうと云う君のポッケのなかの青空


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