パヴァーヌ/
乱太郎
六つの舞曲があなたから贈られ
時を奏でる精霊に妬まれた
愛を歌う神話に戻ったような物語が
いま回転盤の針を震わせて
狂おしくヴァイオリンの音色とともに
目覚めると
珈琲の飲みかけのカップと
封を切って読み掛けの一通の手紙
溜息と朝の光とのパヴァーヌ
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