吉原幸子(その「病」について)/ベンジャミン
 
ことに対して抵抗を持っている。むしろその「病」で満たされたいとさえ思っているのだ。
   
と、ここまで読んでくれた方には申し訳ないが、この文章はけして吉原幸子を紹介するものではない。彼女の言葉を借りて、僕自身を語っているにすぎない。
けれど今の時代の、特に若い人たちに、吉原幸子の詩を読んでもらいたいのだ。

それもまた、僕の願望にすぎないのだけれど、、、

けっきょく彼女の「病」については触れてないが、それもまた単なる病気ではないことを最後に付け加えておこう。


   

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