小夏の恋/もっぷ
文通みたいなことしてる
ほんとは知ってる君の若さ
君にもほんとはわかっているのだろう私
それでもエスコートしてくれる紳士みたいに
恋ではないと思ってみたい
これは恋だと思ってもみたい
どちらがダメージ少ないかなんて計算
なんかしてないよ ただ時々淋しくなるから
自由が好きだから だから
ずっと二十歳の日を待っていたから
男性の強さが悔しいほどに羨ましかったから
逃げてもみるのよ詩を書いて
花になりたい鳥になりたい鳥なら渡り
のほうがいいけれど明らめている不思議な私
いったいなにを
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