で/狩心
話したい過去がある
見せたい未来がある
過去はいつもシンボリックになるけど
未来は鮮やかに生きている
現在に向かって
睡眠 夢 現実 睡眠 夢 現実
イマジネーション×イマジナリー
今日は底墓と鳴く冥界で
迷える魂が光に向かって直進していく
それが救いには成らないと分かっていても
旅、重なる声は混沌を呼び込んで
しかしその一つ一つは必死に一つを見せようと
飛び跳ねる誤解の中で
今日は底墓となく明快で
生まれてから死ぬまで鼓動は同じ速度で打ち続けて
毎日が休日で 毎日が目覚める事の連続で
突き抜ける声が広がる 毛細血管のように成長して
飛び跳ねながら歩いていく 手を挙げて
かすかに微笑む自分を知っている
時間の壁が迫ってくる
でも僕はそれを眼で貫いて
より遠くの闇を水で満たす
僕は地上で窒息しない
虹色の羽を持ち、途方もないミチを進み、
そこで呼吸する、魚だから
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