心一つ、星二つ/
もっぷ
心を一つ地球に残し
宙には星が二つ増えた
わたしにしかみえない
星が、宙に、二つ
四季の銀河へ夢の旅
片道切符で行ったのに
目覚めればいつもの部屋
いつもの部屋 いつもの部屋
いつの日にかを想いながら
春に種を蒔き 夏に花を愛し
秋の実りを陽に透かし
冬にすべては雪の下
――そんな夢をみながら毎夜
毎夜にまた、夢、銀河
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