灯り/
短角牛
あのね
夜のビルヂング 玄関の灯り
ひとつひとつがとても無機質で
なんだか微笑んでしまう
全て温かく 全て懐かしければ
なんと生きづらい
だってそんなにも 世界を愛してはいないのに
私は 私のすべてを知る人に
有意義だったと抱きしめてほしいだけなのに
だのに だから
あのね あの灯りは、心を包む
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