雨の朝/
葉leaf
葉が一斉に飛び立ちそうな
雨に濡れた朝
闇がかくれんぼしているので
一つ一つ見つけ出して行く
鳥が破裂して鳴き声として散る
そのたびに朝は時刻をよろめかせる
雨の音には距離がない
雨に距離がないように
ひそかに探っていたんだ
私とあなたの揺るぎない交点を
その存在はあまりにも確かで
だからこそ証明がほしい
朝が雨で破れていく中
私も破れながら清流となる
流れた距離の分だけ純粋になっていく
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