君の影/
YAMATOMO
ガラス窓の向こうに
君の影をみつけて
行かないでって手を伸ばすけど
決して届きはしない
行きずりの旅人のように
「お世話になりました」って
頭下げて重いバックを両手で持ってる
名前呼んでみても
もう、君がいない部屋で
佇んで
好きだって言えた
あの頃の日々に戻り
ずっとずっと抱きしめた
影がスッーと崩れる
自分抱いた
柱に残る小さな
さよなら
ずっとずっと抱いた
君の影に さよなら
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