青い鳥の飛来/るるりら
聡明な目が おきゃんに くすりと笑ってる
黒板の端から端へと 飛び回るプリマドンナ
人差し指のプロジェクタースイッチが効かないときの
パソコンに急ぐ あのお方のご様子は マドンナなの
羽根ペンのように ひらりと
しゃがんで またひらりと 浮き上がるみたいに お話をされるの
見えるということの水晶体が 掻き曇る様子や
見えていない事実にも 希望があるという方法論は
鳥のように尊く遠くをみつめながらも
隣に寄り添ってくださるの
羽根のペンの空洞に蓄えられた かつてのインクのような
高い高い場所から見下した言葉は
生かそうとしていない
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