「春愁」 五首/
もっぷ
春愁は翼ひろげて訪れて翼やすめるわたしの指で
春愁は長居の気配カレンダー覗き込んでる三か月後の
春愁を俳句でいじめてやりたくて考えてもみる客の奇特さ
赦したい赦されたいと春愁と意気投合しエール交換
昏くなるまではまだある雨の日の一日が闇 三月二日
[グループ]
戻る
編
削
Point
(1)