「余情」 三首 2017.02.06/
もっぷ
叱られた痕を想えず一人居の宇宙で祖父はほほ笑んでいる
夢ばかり追い過ぎて消えたいくつもの夜想う時さやかな吐息
オリオンは故人を恋う夜ひたすらに心静まるかたちしている
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