フェイクスター/itukamitaniji
フェイクスター
君と笑ってた頃が懐かしい 見つけたばかりの星を指差して
そんな夢を語る時ももう過ぎたのかな 今はひとり夜空の下
どれだけ歩いて進んでも 近づいた気がしないのは
暗闇に浮かぶあの星が 自分の星じゃないからかもしれない
君と手を離したとき この世界は終わったはずだったんだ
なんかやけに そんなことを最近思い出したりしている
でもおかしいな そこからまだ続きがあったようだ
あの時僕は死んだのかもしれない そしてまた生まれたんだ
そうしてようやく気づいた こんな僕にだって
やらなければならないことが 残っているんだってことに
時を越えて輝き続ける
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