叩く鍵盤のソルベ/狩心
いつも説明しなければならない
本来の形とは違うメタファーの世界で生きていかなければならない苦痛
だが渡し達は折れない イミ嫌われようとも
存在に否定されようとも バイオレンスには永続のウィルスをフカ、
にヤケタ渡し達はコウソクのリズムで鍵盤を叩く
押された鍵盤が跳ね返りを繰り返し、
沈んだままもう二度と浮上して来ないまで
それはキー、ナイフで美しく削り形成された
急傾斜の面を持つ、ジェラートの山
山頂へと歩む足はその面に沈み 凸凹の面のアー・トON記号を形成
凹んだ無限の穴多達には詩禅のアメが溜まり キーONの変動で凍結
無数の鏡のように虹色の光を反射するジェラートの
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)