(野 かぜ)/「ま」の字
 
いつか いつやら 覚つかず
もの支(さ)す 肩も 弱りゆき
朽ちてク 肩は 翳り 往く
雨滴ちぎれん 日は流ル
風神ヒトり 野を渡ル
残るお前で
野を揺らす






              

           亡き少年神のために
            去(イ)にし少年神のために
           我が少年時代のために


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