ふたり/
小林螢太
ふたりなら楽しいことも倍だけど少し寂しいふたりぼっち
ふたりは語らい歩む紅葉のもえる色を頬に射しながら
雨の日はおおきめの傘一本で街を歩こう濡れるふたり
ふたりは眠る終電の並んで揺れるつり革に見守られて
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