愛するブルックナー/
fujisawanorio
ブルックナーの交響曲第3番を聴いていたら
明日を生きようという希望が湧いてきた
ブルックナーはもしかしてぼく自身なのかもしれない
静謐でどことなく荒々しく気まぐれである
どうしようもない死にたみがあらわれてくるが
そこを拭い去ってくれる
ブルックナーはバッハの『フーガの技法』を研究していたらしい
生のなまなましさが淡々とした曲調に隠されている
どことなくエロティックな作品だ
今日も生きねば
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