すみれ日記/もっぷ
つらくて泣いてて半日潰した
十一月の町を歩いてみると路傍はすっかり秋の色をしている
みあげる余裕を持てなかったつい先日
すこしだけ跛(びっこ)のわたしはせっかく下を向いていたのに
下といっても左下の秋ばかりをみてたから 躓いた。
ああまたか、
慣れているのでしばらく捻挫とはご無沙汰で
靴の片っぽをその場で壊すこともほぼなくなり
その日もちゃんと両足に靴を履いて帰れたようです。
部屋でなら跛って容易く言えるんだけど いざそとを歩く時のストレスは大きい
ってことをいまさら無性に表現したくなって
跛とそととストレス という件と向き合っている、詩歌として
ポエジーをきちんと醸して 跛とそととストレス を詠んでみたい
けれどだんだんそんなことに さっき捻った左手首の不愉快を感じながら
キーボード叩くことの虚しさを覚えてもきた十三日の日曜日、大安なのですが
結婚披露宴をする二人たちにはこの組み合わせ、どうなのかな
くどいけれど十三日でも日曜日、しかも大安ニッポン好天でした(うちのほう)。
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