必然/夏川ゆう
 
一冊の恋愛小説読み切った部屋を満たしたアンハッピーエンド

曖昧な季節を過ごす人々は汗をかいたり寒くなかったり

白い月浮かぶ青空海のよう飛ぶ飛行機が小舟に見えた

逢いたいと願えば必然的に逢う願う気持ちは何よりも強い
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