東京 #2/
もっぷ
一つの部屋では未明を迎え
東京の骨が窓辺でうたう
(白い白い骨がうたう)
ケセラセラ、
(春の種を撒きながら)
冬を堪えて
スミレを待ちなさい
きっと桜花も待ちなさい
目覚めると冬だった
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