セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思う/
いとう
に
合わさって、繋がって
僕たちは落ち続ける雫のようだ
揺れるひとつの魂になるのだ
そしてその
揺れが見たいんだ
ぴったりと合わさった
魂が見たいんだ
消えていく運命が
僕たちをなぞらえるなら
その運命に
祝福を受けるんだ
その運命に
祝福を授けるんだ
それがセックスだ
僕たちはそこにいるんだ
たとえ魂が消えてしまっても
腕の痺れを残していくんだ
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