joint/逃避行/桂
お前の彼女はブルネットだろ」と答える
テント裏 彼女達の監視のない男共の会話
きっと言論の自由ってこれのことなんだろうな
jointを咥えて一口大きく吸い込む
煙が肺に入って頭に昇るイメージを思い浮かべて
鼻から煙りが抜く
草の香りと共に
鼻の穴を神が通過して
幸福感だけが体の中に残ってる
「awesome」と叫ぶ
自分の第一声はいつもと違って聞こえて
テーブルの上に置いあった冷めたピザは世界で一番美味いピザに変わってる
仲間のくだらない話を聞きながしながら空を見上げると
空はいつもよりずっと近くなっていて
手を伸ばすと白く立ち昇る雲に手が届いてる
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