七辿八希(しちてんはっき)/少年(しょーや)
 
やたらと何かと笑いに変えたがるのは僕の悪い癖でもある、と同時に
こんな僕を慕い続け信じ続けてくれるせめてものお返しに、と同時に
どうかいつまでも笑っていて欲しいというささやかな願いの意味でもあるのです。

悲しい事は願ってもないのにやって来るくせに
楽しい事はこっちから狙いを定めないとやって来ないのはなぜ?
傷ついてボロボロになって仰向けに、あるいはうつ伏せにぶっ倒れた時には
誰かの手を借りなきゃ立ち上がれないのに
面白くて幸せな時にド派手にすっ転んで両手両足擦りむいて血が滲んでも
何の気なしに自分一人の力で軽々ひょいっと立ち上がれるのはなぜ?

ただひたすらに脇目もふらず寄
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