小学生日記「中学ツッパリvs6年2組」/瓜田タカヤ
 


彼女たちは3人くらいいて、ナゼか僕と誰かとよく遊んだ。
それは喧嘩して遊ぶというか、好きな子をいじめたりする雰囲気に良く似ていたのだが、
彼女たちはそれほど可愛くなかった。
どちらかというとブスだったかも知れない。
彼女たちは中学校で相手にされなくて、寂しかったのかもしれない。

ある日、いつものように彼女たちと喧嘩しているうちに
それが本当っぽくなり、その誤解が解けぬまま日が暮れてしまったことがあった。

そして次の日 彼女たちから連絡が来てその内容は
「あたしが生意気な小学生の話をしたら、中学校の不良達が
 そいつら(俺!?)を殴りに行くみたいな事を言っていた。
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