コンビニエンスストア暗闇/モリマサ公
狂気とよばれる瞬間に我々の黒目は最大限に広がる
自動ドアがひらいて
コンビニスレイブだったティーネイジャの僕たちの
加速するブラックホール的なここ
人工衛星がいつかゴミとなって徘徊しはじめるまで
赤ん坊の泣き声はやまない欲しいものは家族の愛情
だけど金で買えるものじゃない
だから銃を買う
恐怖の需要と供給
母親のヒステリックな声がリビングで響いてる間
君が感性が豊かすぎて胸がはりさけている間
少ない商品が広すぎる店内で静かにがんばって並んで
選ばれるのをまってるキャバクラの女の子的な
様々なパッケージにくるまれて子供たちも
あの国のツインタワーがまだ健在だった頃から
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