ロンリーズ/
たいら
雑多な街
ノイジーな喧騒
行き交う人々
ここではない
夜の帳
浮かぶ赤い月
包み込む静寂
ここでもない
在るべき場所を
やるべきことを
探し続けて何千里
幾千幾万の日を跨ぎ
やっと気付くの
独りだって
雑踏の中で立ち止まって
呟く悪態は掻き消され
どこの誰にも届かないの
一人一人独りぼっち
群れをなし吠えることも出来ず
傷を舐めあい明日にはバイバイ
ドアを開けて、さあ街へ
素晴らしい朝へ ワンスアゲイン。
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