お好み焼き/藤鈴呼
のはゴムぱんとジャムぱんと脳味噌の中身
時間まで ゆるゆるじゃあ 致し方ありませんと溜息つけば
ねっとりとした青海苔が 早く食べてと急かします
酸化した油の舐める黒鉄板が いつもよりも恐ろしくて
目を閉じた
タイプじゃないのに タイプしてしまうの
いつまでも ユビが乗っかったまま
このキーボードから 離れないから
今度はどんな曲でも奏でようかって
考える暇さえなくなって
こんな風に 眠れなく なっちゃうんだわ
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