もうすぐ/もっぷ
 
哀しさが降りやまぬ
冬の終わり
春の萌すころ
この哀しさに傘は

ほしくない いらない
ぬれて歩きたい
どこまでも続く道
いつまでもの

はずだった きみと
わたしの二組の
雪の上に残る足跡

今日は雪国は雨降りです
もうすぐ 春
なのかもしれないね


戻る   Point(2)