生活/藤山 誠
 
鹿が角を突き合わせるように
闘う日もあるだろう
カエルが冬眠するように
眠り続ける日もあるだろう

落ち葉が枯れて落ちるように
無様な姿を晒すこともあるだろう
太陽がめらめら燃え続けるように
奮い立つこともあるだろう

毎日駅まで30分歩く
毎日仕事をサボれないか考える

そうやって生きてる
必死に生きてる
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