「。」/もっぷ
 
のまま眠って
しまったらしく気がつくとベッド
に居てAもBもお医者も視ていて

そのまなざしは変わらずに優しく
お医者のまなざしまでもが優しく
そのうちにまた意識を失って再び
目覚めるとベッドの右と左でAも
Bもまだ揃って私を案じてくれて
いたがいつまでもぼんやりとして
いるわけじゃないからもしかして
今日も平日じゃないかと尋ねると
AとBはそのことを何も云わずに
手渡してくれた水が美味しくて


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