色鉛筆/信天翁
 
     冬枯れした街の
   家並みをすりぬけて
  白糖の雪ぐもがうかぶ
紺碧となった 虚空のもと
   ドライブに便乗する 
   その・・・ひととき 
  卒寿のおひとりさまは
  青い年の 蒼いゆめに
        酔わされ
     ねぎらわされる 


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