冬の凪に隠れて/
もっぷ
とても卑屈に落ちた時
みあげることなど役に立たない
そのことをほんとうに知っているあなたは
宇宙のどこかに居るのだろうか
そう思ってわたしは空をみあげる
荒れるはずだったのがうそのような
すぐにわたしは背中をまるめる
なぜだかわかるあなたは居るのだろうか
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