淡い日々/
斎藤 九
あの日みた風景は
いつだって忘れてない
それはきっと幸せなのだろうか
自身を辛くさせてるだけではないのだろうか
大きな果てしない空を仰いで
白い素肌が赤くただれた
大きな夢はないけれど
叶えたいことはある
あの日みた風景は
いつも自身を幸せにしてた筈
でもいつから
自身が苦しくなった
後悔しない現在が過去になる
寂しくもあり
淡い夢に消えた
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