雑詠四首/
もっぷ
経験を拠り所とし本読まぬわたしはバケツとシャベルのこども
形見にと心がぐずる父の靴百万年後を想い思い切る
潮騒は木々の葉そよぐ音でした泣きたい夜に思い出す部屋
遠い夢すぐそこの夢そして明日いつも一人で三叉路に立つ
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