残照、ハンドクラップ!/みい
 
先生!
わたしは、といいかけてうっかり
チョークの粉でくしゃみ
冬を飛び越してしまった3回転半のジャンプで
着地、よろけて
目の前にひろがる もしくは
なにもひろがってなんかいない
残照、それわたしの
足場ね


追ったのは
確かに見えたからで
決していなかったわけ では
なかったと思う


踏んだかも
わたし踏んだかもしれない
あなたの影どころかせかいを








カフェにてスカッシュを溜め込む
しゅわわわっしゅか、のお腹は
ちゃんとはらんでいる

わたしごと
わたしの季節ごと


ケーキを食べた瞬間も
退屈なふ
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