風と光の変奏 ?/信天翁
 
余命と寿命のあいだを
   日々往復している
卒寿となったおひとりさま 
         にとって 
 それはありがたいことなのだ
          往復切符の
         砂時計を持って
  入浴コミニテイに浸かれることは
        天国遊覧 そっくりだ

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