風と光の変奏/
信天翁
わがままな初冬のそらは
雲と風を相手にして
陽光の支配を絶えず監視している
そして
筋骨質の日本列島は
南岸添いに こころわびしく
低気圧をひきよせては
宇宙の謀判をささやいている
だが だが
街なかの公園広場は 天国です
こどもたちにとって
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