光のまつげ ?/
信天翁
夏 熱苦しかった 公園の立木は
秋 身軽くなって
梢をより軽やかに おどらせている
そして 庭木の葉先も
背伸びし終えて ほほえんでいる
野の鳥たちにむかって
招待状を提示するかのように
どうしたことか
ことしの木枯らしは まだこない
ふるさと 東海の里山には
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