水車/
香椎焚
リアリティがさらに現実味を帯びて
わたしは空の中に一つの水車を発見する
もし本当なら
必ずわたしの真上だ
潰されるような悲劇
気付かない 暇すぎる時計屋
どうでもいいという言葉に従えないで
今日も水車が回っている
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