おばあちゃんが咲いた/
藤鈴呼
が
くるくると 回す タオルの中で
夢を 追い駆けたいと 思う
未だ 室内に 入れず
逆さまの 手作りベンチの下で
梱包されているけれど
花びらを 下から 覗き込むと
先客 発見
もしかしたら おじいちゃんだね
10年経っても 白い形で
挨拶して くれたんだもんね
需要と 供給
そんな言葉が
脳裏を掠めた 夏の午後
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
戻る
編
削
Point
(2)