サンドイッチ/藤鈴呼
 
眺めていたよ

警部の助手となった彼女には脱帽
熱いコーヒー すすりながら
暑い日の 冷やりハットを思い出し
麦わら帽子 ゆっくり被る

頭を振る
その結論は 如何なモノかと
口には 出さぬけれど

アジサイの上を のっそりと歩く
かたつむりの 歩幅に
全てを 預けたら
何か 変わりますか

何が 代わりますか

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