夜明けのホーム/北大路京介
 
  私たちは 何度も手を振り合って別れた

___  有給休暇の初日で昼過ぎまで眠っていた
___  太陽が窓から入ってきて嫌な夢を見た
___  体内へ 君が沈降していく

    ((( こども独特の香りが喉の奥でひっかかる


君はなぜ受け入れるんだろう
夜明けのホームのように
いじわるな入道雲のように


( 不潔なココロ魂を退治
( 不可能なことです

( 優柔不断なんです
( 夢も嘘( 夢でも優柔不断


君はなぜ受け入れるんだろう
夜明けのホームのように
いじわるな入道雲のように


君はなぜ受け入れるんだろう
夜明けのホームのように
いじわるな入道雲のように


戻る   Point(7)