承認のサンクトゥス/
うわの空。
知識の果実、による
異常肥満の精神
に、は
揺れる火が怖い
聖堂は黙す
ひざを折る彼、の
芯を修繕することを
慎ましやかに受け入れる
となりに並ぶ彼女の
骨の髄ま、で
を勘定しても
余りある時間の確信
ソプラノにゆだねられた
旋律の発展を見守る
花々のまぶしい命に
目をつむらずとも対等
晴れた青の聖堂に
特別なふたりは
揺れる鐘の音に
しばし、前頭葉の席を譲る
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