ふっかつのじゅもん/kaz.
『詩をやめる』
ランボー、ランボルギーニ、ごますりの回数だけ、
僕は詩をやめる、僕は詩の部屋から出て行くのだ、
カーライル、ソードマスター、あんたの額には、
かすかな傷跡が残る、腐海の底から泣き出したような、
明暗の地を行くうちに、果てのない海に漕ぎ出した、
ゲームオーバー、そこでだ。
詩ができる、僕っちの勃興を見てくれ、
なんて可愛いんだろう、カーライル、奥さん、
反逆者、そこに詩が生まれる、
詩は生まれてから光のようになり、
辺り一面に積もっていく、
勃起したみたいに、光の山ができる、
そこで伝説の言語は途切れる、
ゲームスタート
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