エヴァンゲリオンごっこ/kaz.
はかつて見たこともないような刺激的な議論が展開されており、二度と同じページにたどり着くことができないほどである。イタリアの哲学について論じた項目と、最後の平仮名の文(確か「こんなにも おろかで ばかな わたしも 哲学するのです」というようなものだった)に強烈な魅力を感じる。目覚めてから、ボルヘスの「砂の本」を思い出す。これだ、まさにこれだ。
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テーゼ3
LED
エスペランサ、エスペラント、スペランカー
正三角形に立ちくらみする午後、
二つの言語の結び目はほどける
周期表の続きを作ろう、
雨どいで雨をしのいで、
誰かの家の冷蔵庫で果物が腐り落ちていく、
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