排他的思考回路/
たいら
電車に揺られているとき
よく考える
この各停電車に
知り合いが乗っていたりして
大人になって音信不通
愛した彼女と自然消滅
それでも日々は巡るもの
電車は僕を運ぶもの
揺れる川面が乱反射
細めた目では何も見えない
長い長いトンネルに突入
開いた瞳孔で何を見る
多すぎる荷物をおろして
キャパ超えた記憶を削り取って
少しだけ晴れた顔と頭で
冴えない今日を愛せますように。
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